部屋の照明を点けずに一晩過ごしてみた。
たうゆです。
ふと部屋から月を眺めようと思う
↓
窓を開けてると、部屋の灯りにつられて虫が入ってくる
↓
そうだ、電気消しちゃえ
っていう流れで月を眺めていました。
真っ暗な部屋から眺める月はほんと綺麗!!
で、それがキッカケでなんとなく「今晩は部屋の照明を点けずに過ごしてみるか…」と。
食事の準備
真っ暗な台所にて、お湯を沸かします。
火が綺麗…
遠めから
冷蔵庫ガチャン
眩しい
実際はこの写真ほど眩しくないです。
けど、もうちょっと暗くてもいいと思いました。
むしろ、部屋の照明を点けている時は真っ暗でもいいとさえ思いました。
部屋の照明を点けないだけで、冷蔵庫の光にさえ色々と感じるから面白い。
遠めから
この日のメニューは『カップ焼きそば』『ご飯』『とろろ汁』『卵』『納豆』
とろろ汁には、市販のとろろ昆布にだし醤油を少し加えます。
これが難しい…
暗い中でも、お湯の量はお椀の縁を見れば大体わかります。けど、だし醤油は少しだけなので量がわからない。
頼りになるのは自分の感覚だけ。
ドキドキしながら入れましたが、結果的にはベストな量でした!やったね!
食事
準備が終わりました。
食卓の写真です↓
うん、何も見えない
いただきます。
モグモグ
真っ暗かつ静かな環境で聞こえるのは咀嚼音だけ。
「食べている」という実感がすさまじいです。
光も音もない環境だから、すべての神経が食に集中しています。
これこそ「食べている」ただ純粋に「食べている」
だけど、ちょっと寂しくなってきます。僕はまだ音と光がない食事には耐えられない。
ということで、我が家の食事のお供になっているラジオをつけます。
光のない空間だからか、ラジオの音がよく響く気がします。
「光があったらどうだろう?」と思い、今度はアロマディフューザーをつけてみます(ライトだけ)。
食卓↓
うん…
なんか中途半端に暗い。
真っ暗だったら潔いけど、中途半端に暗いと虚しくなってきます。これは不思議。
光をつけてみて、箸のペアを間違えたことに気付きました。
よく見て選んだのに…
ちなみにこの後、アイスを食べた時にもチョコとストロベリーを間違えました…
ごちそうさまでした。
部屋の中
「よし今日は照明なしで過ごそう!」と思った直後に、月は雲に隠れてしまいました。
けど、外は明るい。(11月末の20:30)
下半分の白い光は街灯。上半分が空の光。
部屋の整理
この服の他にもたくさん捨てました。
珍しくはかどったのは、
外出時に「これとあれ捨てよう」と決めていたからなのか?
部屋が暗くて良い意味で判断能力が鈍っているのか?
就寝
この日は普段より早い22時に就寝。
照明がオフだと体もオフになるのでしょうか?すぐ寝たくなりました。
すぐ眠れました。
就寝前は強い光を浴びない方が良いらしいです。照明がオフだと浴びる光すらありません。
感想
冷蔵庫の光の眩しさ、食事に対しての集中力、捨ての捗り…など色んなことに気付くことができました。
普段と違う環境で過ごすから、普段気付けないことに気付ける。そして光のある有り難みもわかる。
気付きが好きなので、かなり面白かったです。
そして現在、22時以降はアロマディフューザーのライトだけで過ごすようにしています。
これが意外と明るいです。チマッと部屋の端に置いているのですが、部屋全体を薄く照らしてくれます。
22時以降で大きく動くのは、トイレに行ったり、ココアを作ったりぐらいなので、この明るさで十分です。
と、と、話が逸れました。
部屋の照明を点けずに一晩過ごしてみて、僕は良かったです。
普段と違う環境ってだけで、ワクワクしましたし、気づきも得られました。
日常をちょっと変えるだけで非日常になる。
旅行などに行かずとも非日常は味わえる。照明を消すだけで。