「唐揚げにレモンかけていい?」 ←これに代わる聞き方を考えてみた。
たうゆです。
数少ない友達に聞いて回ってみました。
僕:「もし自分が唐揚げにレモンかけるの嫌だった場合、レモンかけていいか聞かれたらどうする?」
友:「ごめんレモン苦手で…って答えるけど」
↑決まってこの回答でした。
レモン苦手な人がいるとわかれば、かけないなり、取り分けて自分の分にだけかけたりとできます。
が、果たしてこのようにいくのか?
友達ならまだしも、合コンなり、会社の先輩との呑みなど、気を遣う場あっても同じように答えられるだろうか?
なかなか厳しい人が多いのではないでしょうか?少なくとも僕は無理^^;)
これは「レモンかけていい?」っていう聞き方も影響しているかと思います。
「レモンかけていい?」っていう言葉からは、なにか"かける前提"で話が進んでいる印象を受けます。おそらく実際はそうでないでしょうが、あくまで言葉の印象。
ほんとにどうするかの相談であれば、「レモンかける?かけない?」という聞き方になるはずだから。
「レモンかけていい?」という言葉は、ほんとにどうするかの相談ではない。かける前提で話が進んでいるように感じてしまう。
実際、「レモンかけていい?」に対する返答は「かけていい」「かけてはいけない」のどちらかになるけど、「かけてはいけない」と直球では答えられないので、「ちょっとレモン苦手で…」などと変化球で答えることになる。
で、これがなかなか答えにくい。
「レモンかけていい?」という、かける前提の印象がある質問に「ちょっとレモン苦手で…」とは答えにくい。(気を遣う場であれば)
ではどう聞けばいいのか?
単純に質問として考えると、「レモンかける?かけない?」になります。
ただこの聞き方だと、みんながどうする?どうする?とグダグダになってしまう可能性が高い…。
ここは『聞き方』ではなくて、『答え方』から考えてみる。
やんわり答えようと思ったら「ちょっとレモン苦手で…」となる。だからその答えをうまく引き出すような聞き方をすればいいのではないだろうか?
「ちょっとレモン苦手で…」と相手が答えやすくするには、「レモン苦手な人いる?」と聞くのが良い。
「レモン苦手な人いる?」に対する返答は「苦手」「大丈夫(得意)」のどちらかになる。だから苦手な場合にも答えやすい。
こっちの方がスムーズ。
「レモン苦手な人いる?」→「私ちょっとレモン苦手で…」
答えありきで聞いてみる。
ただ聞くのではなく、相手の答えを想定して、その答えをスムーズに引き出せるような聞き方をしてあげる。
ということで、僕が考える「レモンかけていい?」に変わる聞き方は「レモン苦手な人いる?」です。
いかがでしょうか?